天皇賞(秋)有力馬診断 第5回エイシンフラッシュ

エイシンフラッシュは宝塚記念からの直行になることもあって、人気も5番人気程度に落ち着きそうだ。

しかし配当を考えれば、軸としても面白そうな存在である。

昨年の日本ダービーを制してから1年半近く勝ち星から遠ざかっているが、今年の春は大阪杯3着、天皇賞(春)2着、宝塚記念3着と安定感を見せていた。

特に大阪杯では休み明けで59キロを背負いながら、57キロのヒルノダムールとダークシャドウと僅差の勝負をしているし、なによりここで2000mを使っている点は心強い。

東京を走るのも日本ダービー以来なので、終わってみればかなりの府中巧者だった、という結果になってもおかしくはないだろう。

過去10年で、4歳のダービー馬は07年メイショウサムソンと08年ウオッカの2頭しか出走していないが、いずれも勝利。

さらに天皇賞(秋)は同年の宝塚記念で2着~5着に好走した馬が強く、(6、4、1、14)で勝率24%、連対率40%にもなる。

宝塚記念から直行というローテーションも、昨年のブエナビスタや03年シンボリクリスエスなど3頭が勝利を挙げていて、そこまで大きなマイナス材料にはならない。

もちろん相手も強く間隔もあいているので取捨が難しい一頭ではあるが、データ上ではもっとも狙える馬といっていいだろう。

久々のGI制覇を期待したいところだ。

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2011年11月16日 | コメントは受け付けていません。 |

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天皇賞(秋)有力馬診断 第4回ダークシャドウ

好メンバーが揃う今年の天皇賞(秋)で、新興勢力として注目を集めるのがダークシャドウである。

2月に1000万を勝ったばかりだったが、直後に挑んだ大阪杯でヒルノダムール、エイシンフラッシュらと接戦を演じて2着。

続くエプソムカップを2.1/2馬身差で楽勝し、前走の毎日王冠では進路が狭くなる厳しい展開を割ってきて、上がり3ハロン32秒7の脚を使って勝利した。

東京は5戦5勝と相性が良く、中距離を中心に使ってきているのもスピードが要求される天皇賞(秋)では安心できる材料だ。

今回はアイルランドのベリー騎手に乗り替わる予定だが、ベリー騎手はかつてダークシャドウに2度の騎乗経験があるし、2月には共同通信杯とダイヤモンドSで伏兵馬を2着に持ってきている。

人馬とも東京コースに不安はない。

毎日王冠組も過去10年で(3、2、3、53)と、宝塚記念からの直行組と並んで最多の勝利数を誇っている。

不安なのは、今回がGI初出走であるという点。

06年2着のスウィフトカレントや07年2着のアグネスアークの例もあるが、一昨年はシンゲンが人気で敗れている。

キャリア10戦で未知な部分は多いものの、潜在能力の高さは疑いようがない。

休み明けのブエナビスタやエイシンフラッシュの最大目標は先だろうが、逆にダークシャドウはジャパンカップや有馬記念よりもここが勝負。

鞍上も含め、一発の魅力は十分にあるだろう。

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天皇賞(秋)有力馬診断 第2回ローズキングダム

宝塚記念ではアーネストリー、ブエナビスタ、エイシンフラッシュに次ぐ4着だったが、うち2頭は今回休み明けでの出走。

京都大賞典を叩いたメリットは大きく、59キロを背負って勝利したのも収穫ではあった。

ただし今年の上半期は日経新春杯と日経賞でどちらも3着に終わり、天皇賞(春)は11着に惨敗している。

一線級に混じればやや物足りない結果が続いているが、前哨戦を使った強みをどれだけ生かせるかにかかってくるだろう。

過去10年で京都大賞典組は天皇賞(秋)で(1、2、1、16)と、回避する馬が多いのもあるが好走率は低い。

京都大賞典と天皇賞(秋)を連勝したのは、2000年のテイエムオペラオーが最後である。

また、2番人気となれば成績は(0、2、3、5)と勝利はないし、騎乗予定のメンディザバル騎手は08年~10年までフランスリーディングジョッキーの名手だが、日本ではまだ0勝の騎手だ。

2000mのレースから1年以上遠ざかっているのも不安が残る。

皐月賞で以降はずっと2200m以上の距離を走っており、そういったケースで最近勝ったのは04年のゼンノロブロイ(1年1ヶ月ぶりに2000m以下に出走)くらい。

久々の距離で好メンバー相手となるとなかなか評価が難しいし、データ上では有力馬でもっとも危険な一頭といってもいいだろう。

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天皇賞(秋)有力馬診断 第3回アーネストリー

天皇賞(秋)はブエナビスタが1番人気、2番人気をローズキングダムとアーネストリーが争うことになりそうな予感だ。

手ごろな人気と好走率を考えればもっとも妙味があるのはこの馬かもしれないが、評価も難しい。

昨年はこのレースで3着しているとはいえ、ベストは2200mや2500mでゆったり先行してのロングスパートの競馬だろう。

今年の天皇賞(秋)は昨年よりも好メンバーが揃っている印象だし、2000mは5月の金鯱賞でキャプテントゥーレに水をあけられている。

宝塚記念は有力馬のブエナビスタ、エイシンフラッシュ、ルーラーシップが後ろから行ったなかで2番手から粘り込んだが、6番人気の伏兵だったそのときほど楽には行かせてもらえないだろう。

宝塚記念と天皇賞(秋)を連勝したのは2000年のテイエムオペラオーが最後で、シンボリクリスエス、ダイワメジャー、ゼンノロブロイ、昨年のブエナビスタらはすべて宝塚記念で敗戦して天皇賞(秋)を制している。

両レースは求められる適性が違うと考えてよさそうだ。

また過去10年でオールカマー組は(0、1、0、20)と苦戦しており、それ以前でもサクラローレルやビワハヤヒデなどが本番で敗れている。

前に行ってしぶとい脚質にくわえ、10戦連続3着以内の安定感は捨てがたいが、1着として狙うならこのあとのジャパンカップや有馬記念のほうが舞台として絶好ではないだろうか。

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天皇賞(秋)有力馬診断 第1回ブエナビスタ

昨年の覇者であるブエナビスタが、天皇賞(秋)連覇を狙う。

今年も昨年とほぼ同じローテーションで走ってきたものの、ドバイWCでは初の惨敗を喫し、ヴィクトリアマイルはアパパネ相手に2着。

宝塚記念でも2年連続となる2着に終わった。

5歳の秋を迎え、4歳牡馬たちと比較して充実度という点で気がかりだ。

過去に連覇を成し遂げたのは02年と03年に優勝したシンボリクリスエスのみで、最近でもテイエムオペラオー、ダイワメジャー、ウオッカ、ゼンノロブロイらが連覇の壁にはね返されてきた。

1番人気の馬が過去10年で(5、2、0、3)と安定しているものの、昨年よりもレベルの高いメンバー構成なので、取りこぼしも十分に考えられる。

不安材料は、騎乗予定の岩田騎手にもある。

岩田騎手は毎年東京芝の成績が芳しくなく、今年も10/17現在で(3、5、3、23)の勝率8.8%と、今年騎乗した7つの競馬場のうちもっとも低い。

通算でも勝率は7.6%にすぎず、他のコースでは軒並み15%前後を叩きだしていることを考えれば、物足りない数字だ。

皐月賞馬のアンライバルドとヴィクトワールピサで、日本ダービーを取りこぼしたのも記憶に新しい。

東京芝での重賞勝ちは、08年ウオッカでの安田記念が最後である。

ブエナビスタが2、3着に終わるケースも想定し、馬券を組み立てても面白いのではないだろうか。

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